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ゴルフと瞑想の関係!ゴルフは最高のマインドフルネス・スポーツ!

 

この記事はこんな方におすすめ

  • ゴルフと瞑想の類似性について知りたい方
  • ゴルフと集中力の関係について知りたい方
  • 仕事や他の趣味でも集中力が上がる可能性があることについて

 


最近、「マインドフルネス」や「瞑想」について目にしたことがありませんか?

「マインドフル」とは今行っていることに全身全霊で集中している状態を指します。

ゴルフの上達のために瞑想をすることをすすめる記事を数多く見ますが、
ゴルフ自体が「瞑想」すなわち「集中力のコントロールの鍛錬」に適していると知ったら
どう思うでしょうか。

ゴルフは集中力を必要とするスポーツですが、
「今何に集中しているか」を意識してプレーすると
仕事や他の趣味に対しての集中力も上げられる可能性があります。

この記事ではゴルフと「マインドフルネス」や「瞑想」の関連性をお伝えしていきます。

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは一つのことに全身全霊で集中している状態です。

「マインドフルネスな状態になるとストレスが軽減されたり、
集中力が強化される、はたまた“うつ”が治る」なんてことが言われていますね。

こんな風に書いてあると、なんとなく「幸せの壺」のような
スピリチュアルな感じがして、胡散臭そうな感じがするかもしれません。

実は私も最初はそのような気がして信じていませんでした。
しかしこれにはしっかりとした基礎があってのです。

瞑想とは「集中力のコントロール」のトレーニングである

マインドフルネスな状態になるために「瞑想」がよいといわれています。

これもなんとなくスピリチュアルな怪しげな感じがしていました。

しかし、瞑想に関する論文も数多く発表されていて、
欧米の大企業でも採用されている「技術」であることを知り実践すると
「マインドフルネス」をもたらす瞑想がどのようなものかわかってきました。

瞑想は一時的なストレス軽減効果もあります。
しかし最大の利点は、のちからが身についていきます。

瞑想は背筋を伸ばして自分の呼吸に意識を集中することがベースにあります。

この状態は5分から数十分続けますが、
本質的なことは「瞑想の間ずっと“呼吸にだけ”集中することができない」ことにあるのです。

この呼吸にだけ集中していたのに、別なことが頭をよぎってそれを延々考えてしまったり、
飽きてしまってやめてしまったりと最初は5分続けるのも大変です。

このそれてしまった意識を呼吸に「もう一度移す」という繰り返しが大事なのです。

これはつまり集中する対象を自分で決められるようにするエクササイズなのです。

これに気づいてからは瞑想に対する疑いの気持ちはなくなりました。

ゴルフと瞑想の関連性

それではゴルフと瞑想の関連性を考えていきます。

皆さんゴルフスイングのときは何を考えていますか?

手首のコックはこうして・・・
股関節の前傾角度を変えないように・・・
ダウンスイングは腰から・・・
インパクトでは右肘を伸ばして・・・
フィニッシュは高く・・・

多くの方が「自分の体」に意識を集中しているのではないでしょうか。

仮に夕飯のことを考えながらドライバーを打っているようなことがあれば、
目の前のショットに集中したほうが良いでしょう(笑)

この自分の体に意識をフォーカスしていることに大きな意味があります。

「瞑想」では自分の呼吸に意識を集中していましたが、
ボルダリングなどの全身を使いバランスをとるスポーツも
瞑想と同様の効果があると言われています。

つまり「自分の体の今の状態」にしっかり意識を集中できれば瞑想と同じような
集中力アップやストレス発散につながる
のです。

特にゴルフはインパクトの一瞬をピークに、その前後の体の動きに集中します。

練習場では自分のスイングと向き合う時間であり、
素振りだけでもボールを打たない分、さらに体の動きに集中します。

ゴルフの練習だけでも十分な効能があるといえます。

瞑想のポイントは「注意力のコントロール」であり
ゴルフも「自分の体の今の状況」に意識を集中する点で
瞑想と同様の作用があると考えられます。

コースをラウンドするときは「歩行瞑想」

それでは練習だけでなくラウンドしているときはどうでしょうか。
ゴルフは1ラウンドで10km近く歩くスポーツですが、
この「歩く」ことにも瞑想の要素が含まれているのです

「歩行瞑想」という瞑想を聞いたことはありませんか?

歩行瞑想とは
普段より少し遅い速度で歩きながら、
呼吸や足の感覚、体全体の動きや、
自分の内部に生じてくる感覚に注意を集中する
歩行方法
を指します。

時間は1日20分以上が良いと言われていますが、
ゴルフはかなり長時間歩きます。

(2時間15分x2)-(100打x30秒)=約3時間30分

この時間の半分でも歩行瞑想に当てられれば、
1週間分の瞑想時間に当てることもできます。

ゴルフではゆっくり歩くのはplay fastの観点から
いたずらにゆっくり歩くのは難しいですが、
ナイスショットのあとのフェアウエイを少しゆっくり足の裏の感覚に集中して歩くのも
気持ちが良い
ものです。

歩行中は足の裏の感覚を研ぎ澄ませて
傾斜、凹凸、芝の長さ、地面の硬さ、濡れている感触を
感じ取って
いきましょう。

速歩きでも慣れれば足の裏に集中して歩くことも可能ですので、
少しづつでも良いので試してみてもください。

集中力を乱すハザードへの対処法

しかし、ラウンド中は池やバンカーなどのハザードがあり
どうしても注意が向いてしまいますよね。

そんなときどうすればよいかお話します。

瞑想は現在の一つのことに集中することが大切であるとお伝えしました。

つまり複数のことに意識がバラけてしまうと良くないのです。

ハザードが気にになったときは、
ハザードひとつずつしっかりと意識を集中して注意を向けてみましょう。

Dr.マリガン

〇〇ヤードのところにバンカーがあるな…
バンカーに入れないようにするには届かないクラブを選ぼう。

Dr.マリガン

その先には池がある。スライスすると危険だから、
少し左に向いてアドレスしよう…

など

漠然と「狭いホールだなー」というのは意識が集中できていない状態なので、
しっかり一つ一つのハザードに集中してみましょう。

これも集中力をコントロールする訓練になります。

ゴルフ中のマインドレスな時

ゴルフ中の集中力を欠いた状態
すなわちマインドレスな状態とはどんなときでしょう。

自分自身の問題でゴルフに集中していない

  • 疲れてしまって、早く帰りたい…
  • ショットの調子が悪くて自暴自棄になっている…

 

こんなときも少しでも自分のスイングの気をつける点や
歩いているときの足の裏の感覚に集中できると良いかもしれませんね。

ゴルフ以外のことを考えてしまう

社会人である以上、仕事が気になってしまったり
スマホを見てしまったりすることもあるかと思います。

最近はスコア管理アプリもあるので、スマホを見る機会も多いのではないでしょうか。

過去のデータと照らし合わせてラウンドするのも大事ですが、
一度自分の今のスイングと、目の前のコースとだけ向き合って
ラウンドするのも良いかもしれません。

SNS用の写真を撮る方も、
撮影時は、きれいな構図になるように集中して
SNSの写真は昼休憩でアップするのが良いかもしれませんね。

ジュニアゴルファーは自然とゴルフに集中できる

筆者は小さい頃からゴルフをプレーしていました。
そのため仕事などどうしても常に気にしていなければならないような事柄はなく、
純粋にゴルフにだけ集中する時間が取れていたのではないかと感じます。

スイングのここを気にすると球筋がこう変わるんだ
風が前から吹いてきているな~
この上り坂は結構急だな…
レインコートの雨がじっとりしているとスイングしにくいな…

などなど

クラブチャンピオンが考える最高のマインドフルネスゴルフ

ゴルフ中は次のことに注意するとマインドフルな時間を過ごせると思います。

マインドフルネスゴルフ

  • 打つときはスイングに集中
  • ミスショットについてくよくよしない
  • ハザードは1個づつ、しっかり意識を集中
  • ボールのところに行くときは足の裏の感覚を研ぎ澄ませて
Dr.マリガン

ゴルフをしているときは自分自身のスイングに集中して、コースの自然を全身で堪能しよう!

 

ゴルフと瞑想の関係!ゴルフは最高のマインドフルネス・スポーツ! まとめ

まとめ

  • ゴルフは「マインドフルネス」な要素がたくさんある
  • ゴルフはスイング中の体の動きに集中するので、瞑想と同様の効果がある。
  • ラウンド中も足の裏の感覚に集中すると歩行瞑想と同じ効果が得られる。
  • ゴルフで意識的に集中することができるようになると、他のことにも集中力が発揮できるようになる

 


 


ゴルフとマインドフルネスは、実は親和性が高かったことがおわかりいただけたのではないでしょうか。

自分の集中力をコントロールすることは様々なことで役立ちます。

皆さんの好きなゴルフを通じてその能力が伸ばせたらこれほど嬉しいことはありませんね。

ゴルフが上達するには楽しんで継続できることが最も重要です。「続けられる」ゴルフスクールはこちら

 

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Dr.マリガン

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『Dr.マリガン』です。

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実績は
30代現役専門医
4歳からゴルフを始める
高校2年生でクラブチャンピオン
クラチャン3回
県アマ メダリスト
東医体優勝
全医体優勝
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