この記事はこんな方におすすめ
- 競技志向のコスパ最強のレーザー距離計が知りたい方
- 初心者も手を出しやすいレーザー距離測定器について知りたい方
- 最強の性能を持ったレーザー測定器が欲しい方
ゴルフ用のレーザー距離計で何を買えばよいか迷っていませんか?
レーザー距離計は1万円台から10万円弱のものまでピンきりです。
一般的には高価なもののほうが多くの機能があって便利ですが
実は必ずしも高機能でないほうが良い場合もあります。
ゴルフのレベルや使用する機会によって必要となる機能が変わってきます。
もしもあなたが本当に必要なレーザー距離計の値段が最大5分の1になったら嬉しくはないでしょうか!?
それでは3度クラブチャンピオンになった医師が厳選した
初心者から競技での使用まで見据えたレーザー距離計を6つ紹介していきます。
目次
レーザー距離計とは
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/v1-vs-v1xのコピー-500x281.jpg)
レーザー距離計とは
距離計から発射されたレーザーが跳ね返ってくることを利用して
距離を計測する装置です。
近年注目の機能
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/viewpoint-3593304_1280-500x309.jpg)
距離測定を助ける機能は年々進化しています。
近年注目されている機能をまとめます
ピンサーチ 〜きちんとピンまでの距離が測れる〜
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/ピンシーカー-300x300.jpg)
数百ヤード離れたところから細いピンまでの距離を測るのはとても難しいです。
技術的には計測した範囲の中で一番短い距離を表示するということですが、
近年各社とも機能を強化しています。
例えばブッシュネルの距離計では
ピンを捉えたときにシーカーが赤く光る「レッドリング発光」が搭載され、
視覚的にも「ピンの距離を測定した」感が出るようになっています。
またピンイーグルや、ガーミンではレーザーがピンにあたったときに
ブルッと振動して教えてくれるバイブレーション機能がついているものもあります。
高低差計測 〜実際に打つ距離を教えてくれる〜
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/高低差COOLSHOT-ホワイト-LCSPRO-500x281.jpg)
傾斜の角度と距離から、実質何ヤード打つべきかを教えてくれる機能です。
最近ではエントリー機種以外にはすべて搭載されていると言っても過言ではありません。
手ブレ補正機能 〜手ブレがあるとうまく測れない〜
遠くから拡大して見るとレーザー距離計では小さな手ブレでも、
細いピンは大きくぶれてしまい、正確にピンでの距離測定がしにくいです。
特に風が強い日などは、普段から測定に慣れている方でも、
測定が難しく感じることがありますね。
これを解決してくれるのが、「手ブレ補正機能」です。
例えばニコンでは、もともとカメラメーカーであるため
その技術を生かしてピンを捉えやすい「スタビライザー」機能を持ったものがあります。
防水機能 〜雨の日にも使えないと困る〜
レーザー距離計が防水でないと水に濡れないように注意しながら使わないといけません。
防水がないと使わなくなってしまいます。
各社ほぼすべての機種に生活防水程度の防水機能がついています。
雨の日でも距離の測定が可能です。
粗悪品をつかまされないために優良メーカーを知っておこう
近年は技術の進歩でレーザー距離計の業界でもさまざまなメーカーが乱立しています。
場合によってはあまり性能の高くない製品も出てきているため、どれを選んでいいかわからなくなってきています。
必ずしも新興メーカーが悪いというわけではないですが、老舗はやはり信頼性があります。
筆者がおすすめするメーカーを上げていきます。
ニコン
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/nikon-ロゴ-300x300.jpg)
日本のカメラ・レンズメーカー
エントリー機から、高機能機種までバランスが良い
ブッシュネル
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/ブッシュネルロゴ-300x300.png)
アメリカの軍用レーザー、スコープメーカー
エントリー機でも値段も高めだが、軍で使われるだけあって性能は最高レベル
TecTecTec!
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/tectectec-ロゴ-300x300.png)
米amazonで最も売れているレーザー距離計メーカー
エントリー機でもトップメーカーと遜色ない機能をもつだけでなく、測定スピードが速い製品を出している
アイリスオーヤマ
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/アイリスオーヤマ ロゴ-300x300.png)
日本の生活用品メーカー
低価格が魅力。しかし発表されている機種は必要十分な機能を持っている。
求める機能別おすすめ機種
それでは実際におすすめの機種を紹介していきます。
「安い」、「競技志向」それぞれに分けて挙げていきます
とにかく安いコスパの高い機種
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/smiley-2979107_1280-500x281.jpg)
番手ごとに正確な距離が打ち分けられなくても、「〇〇ヤード打つ」という意識は今後の上達にプラスになります。
100切りを目指すレベルの方でしたら、コスパを重視したのものを用意しておけば間違いないです。
特にTecTecTec! miniやアイリスオーヤマのYS20-Lは約120gで最軽量クラスになります。
TecTecTec! mini
迷ったらこれを買え!
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2022/03/41D7WxhMLAL._AC_.jpg)
tectectecアメリカのアマゾンで2010~2021年に販売台数No1となっていたコスパ最強のレーザー距離計メーカーです。
筆者もこの距離計を持っていますが、MINIは特にコンパクトなことに加えて必要な機能は全て揃っています。
主な機能
- 測定速度0.5秒
- 誤差1ヤードと高精度
- 振動モード
- ピンモード(ピンシーカー)
- 傾斜モード(外からこの機能を使っているかひと目で分かるインジケータ付き)
- 生活防水
これらの機能は後に挙げる高級機に引けを取りません。そのうえ、価格が3分の1です。
何よりもコンパクトで持ち運びが億劫にならないのもポイントです。
これで17000円前後(2023年5月現在)の値段は破格です。
筆者が最もおすすめする機種で、これを買っておけば間違いありません。
アイリスオーヤマ YS20-L
値段で選ぶならこれ!
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2022/03/51351GqTRoL._AC_SL1000_-500x409.jpg)
アイリスオーヤマのレーザー距離計は格安で購入できるレーザー距離計です。
11000円(2023年5月現在)で最安値クラスです。
あやしげなメーカーの安い距離計を買って失敗するくらいならこれを買いましょう。
傾斜機能がないぐらいで、その他の精度や測定スピードは中級機に引けを取りません。
主な機能
- 測定速度0.3秒
- 120gと超軽量
- ピンサーチモード(ピンシーカー)
- 500ヤードまで測定可能
- 生活防水
また、このクラスのレーザー測定器は20~30歳代のゴルフ経験5年ほどの方へのプレゼントとしても最適です。
機能てんこ盛りの上位機種
ややサイズが大きくなりますが、基本スペックの高さや高機能により「測定しやすさ」を追求した上位モデルになります。
これを買っておけば、これより上はないので他の機種に目移りすることなく安心して使えます。
ブッシュネル ピンシーカープロXEジョルト
最強のレーザー距離測定器がほしければコレ!
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2022/03/61nwT8ICIS._AC_SL1010_-500x451.jpg)
こちらの商品は世界的に性能を認められているブッシュネル社の上位機種です。
この商品の魅力は、傾斜、気温、湿度などを加味した距離を測定をする実力がありながら、
外から見てその機能を使用していないことをアピールできる点にあります。
側面のスイッチで直線距離しか測れないモードであることを示せます。
ライフルスコープメーカーであり、精度の高さに定評がある最強機種です。
これはメーカー公表値には現れない測定値の誤差に少なさが魅力です。
ややサイズが大きめですが、その機能の高さからプロも競技でこの機種をよく使用しています。
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/12/ProXE_Key_SwitchOn-Off_Detail.gif)
ニコン COOLSHOT PROII STABILIZED LCSPRO2
手ブレ補正が必要ならこれ!
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2022/03/766170.jpeg)
カメラメーカーで有名なニコンの上位機種です。
距離測定の基本スペックが高いのはもちろんですが、この機種には手ブレ補正機能がついています。
カメラ専門メーカーが得意とする分野ですので、測定時にピンが十字からぶれないのはすごいです。
測定時に手ブレしないように気をつける必要がないので手軽に測定できます。
また、手ブレの幅が大きくなる長距離を測定することに長けているので、
特に200ヤード以上先からグリーンやピンをを狙える上級者におすすめです。
競技志向の方向け(傾斜測定機能がない高性能モデル)
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2021/06/samantha-troyanovich-golfer-3512703_1920-500x333.jpg)
100切りを目指している方や、競技での使用を検討している方はこのクラス以上ののレーザー距離計をおすすめします。
競技では距離測定以外の機能の使用は禁止されています。
注意 禁止されている機能
- 傾斜などの高低差や気温、湿度を加味した距離表示
競技で使用する場合には、このような機能が省かれているにも関わらず基本スペックが高いものがおすすめです。
ニコン COOLSHOT 20GⅡ
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2022/03/71OgV0032uL._AC_SL1500_-500x511.jpg)
TecTecTec! VPRO 500
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2022/03/61AA9YPdWL._AC_SL1407_-500x444.jpg)
このレンジの製品は価格的にエントリークラスになりますが、各種距離測定の補助機能を備えているものが多いです。
最長測定距離は500Yもあれば十分です。
しかし1000ヤードクラスのものであれば余裕を持った性能でよりかんたん・正確に距離測定ができます。
さらにTecTecTec!のVPRO 500は測定スピードが0.2秒と最速クラスなので大変おすすめです。
競技でのレーザー距離計の使用について
競技でのレーザー距離計を使用しての距離測定は「2点間の距離」の測定のみ認められています。
高価格帯の高機能機種は
高低差や気温、湿度を加味した距離が表示されるものが多いですが、
それらの機能は必ずしも必要ではありません。
ポイント
・測定結果が正確である点
・計測しやすい点
・測定が速い点
・余計な解能がついていない点
が重視されます。
注意
高級機にも、高低差などを考慮しない結果しか表示しないモードがあります。
しかし本当にその機能を使用していないかは同伴競技者からはわかりにくいです。
あらぬ疑いをかけられるかもと心配になるのは競技中メンタルによくありませんので
もともと機能がついていない機種を選ぶのも手です。
【上級者厳選】おすすめのゴルフ用レーザー距離計【2023年版】 まとめ
まとめ
- 1万円台前半から購入できる
- GPS距離計の機能も持ったレーザー距離計がある
- 必ずしも高級機がすべての人にとってベストとは限らない
- 競技志向の方はエントリー機でも可
- 測定スピードにこだわるのもあり
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