クラチャンとメンタル

ゴルフの良いメンタルの保ち方と悪いメンタルの絶ち方

この記事はこんな方におすすめ

  • ゴルフで良いメンタルを保ちたい方
  • 悪いメンタルで陥りがちな悪循環について知りたい方

ゴルフはメンタルのスポーツとよく言われます。
場合によってはメンタルや考え方が9割といった説も存在します。

筆者もクラブチャンピオンになるにあたって、メンタルの重要性について身を持って経験しました。

この記事では3度クラブチャンピオンになった医師の筆者が、
ゴルフにおける「良いメンタル」とはなにか、
そしてそれを維持するにはどうすればよいかを紹介します。

また悪いメンタルで陥る悪循環についてもお話します。

「良いメンタル」は「ストレスのないプレー」によってもたらされる

ゴルフにおける良いメンタルとは、「ストレスなくプレーできている」心理状態を指します。

ストレスなくプレーなんてできるのか?
そんな完璧なゴルフができたら苦労しない、と思ったかと思いますがそんなことはありません。

ストレスのないプレーとは、

ストレスのないプレー

「リスクをきちんと評価して、ミスをする確率を事前にわかった状態で、そのプレーをするかしないかを主体的に決めている状態

のことを指します。

ゴルフのプレー中に強いストレスが生じるのはミスをしたときではありません。

「想定外」のミスをしたときにストレスを感じるのです。

良いメンタルはストレスのないプレーをもたらし、
ストレスのないプレーができているときは結果も良くなりがちで良いメンタルを保ちやすいです。

「良いメンタル」と「ストレスのないプレー」は互いに良い影響を及ぼし合いながら好循環を作っていきます。

良いメンタルの維持のキーワードは「想定内」

あるショットをしようとしたときに、曲がり幅、前後の距離の誤差などがきちんとイメージできているとします。
これがうまく出来ていれば、想定された最悪のミスが起きても心は動じません

トラブルでのリカバリーショットでイチかバチかを狙ったときには
最悪の結果を想定しておく必要があります。

例えば、木の間を無理して通そうとして、木に当たって後ろに行ってしまうこともあると思います。
この後ろに行ってしまったときはどうしようかということを事前に考えておくのです。

仮に悪い結果であっても「想定内である」ことは心の余裕を作り出します

良いショットは心に余裕がないとできません
悪い結果も常に想定しておくことがとても大切なのです。

メンタルが悪いと悪いスコアを止められない悪循環に入り込む

「良いメンタル」は「ストレスなくプレーできている」心理状態と説明しました。

反対に「悪いメンタル」とは、プレーにストレスを感じている状態を指します。

そもそも、ゴルフは常にミスをするスポーツであり、ミスの幅を減らしていく競技です。
このミスの度合い自体が、想定外の状況を生みメンタルに直結します。

想定したミスの幅でプレーできているときは晴れやかな気持ちでプレーできますが、
想定外のミスが続くとだんだん滅入ってきてしまいます。

メンタルが悪い状態では正常なリスク判断ができなくなってきます。
そのためさらに「想定外」なことが起こりやすくなり、悪循環に陥ってしまうのです。

メンタルが悪いときの傾向

次はメンタルが悪いときの陥りやすい傾向を考えていきます。

結論としてはメンタル状態が悪化している場合は、「無理」をしてしまいがちです。
これをどうすれば防げるかということにも触れながら紹介します。

普段と異なるプレー、慣れていないことをしてしまう

結果を想定内にするためには、これまでやったことがないプレーをしてはいけません

例えば

フックやスライスを意図的に打つ(インテンショナルボール)
パンチショットをする
ドライバーの弾道を低めに抑えようとする
ロブショットをする

といったものです。

これらは普通の練習ではなかなかやらないメニューかと思います。
普段やっていないプレーをするのはゴルフでは決してやってはいけません

特に競技中ではより注意が必要です。
競技は普段よりもスコアについて強く意識しておりストレスレベルが高いことも相まって想定外のミスを誘発してしまうからです。

特殊なショットをしようとするときは最低限、練習場でしっかりイメージ通りのボールが打てるようなレベルに達している事が不可欠です。
さらに理想的にはラウンド中に何度もやって成功のイメージがありミスの幅も理解している技術で戦うべきでしょう。

スコアを取り返そうとリスクの高いショットをしてしまう

スコアが悪いとこれまでのホールのスコアを取り返そうとしてしまいがちです。

短いミドルホールだからといってバーディーを狙ったり
ロングホールで2オンを狙ったり
ティーショットでショートカットや池超えを狙ったり

無理なプレーはミスの度合いが大きくなり、良い結果が出る可能性も低くなります。

普通に回ればボギーは固いのに、無理してOBが出てしまいトリプルボギーなんてよくある話です。

その一打で取り返そうとすると、無理がかかって実際に良い結果を生むことはまれです。

「最終的には普段の自分のスコアに落ち着くはず」と信じて
その時にできる無理のない最善のプレーを心がけることが大切です。

このときの判断基準は、最悪のミスを想定できるこれまで経験したことがあるということを重視すべきでしょう。

結論は「無理をするな!」

大切なことなので2回言います。

「最終的には普段の自分のスコアに落ち着くはず」と信じて
その時にできる無理のない最善のプレーを心がけることが大切です。

最悪のミスを想定できるこれまで経験したことがあるということを重視すべきでしょう。

特殊なショットをしようとするときは最低限、練習場でしっかりイメージ通りのボールが打てるようなレベルに達している事が不可欠です。
さらに理想的にはラウンド中に何度もやって成功のイメージがありミスの幅も理解している技術で戦いましょう。

ゴルフの良いメンタルと悪いメンタルでの悪循環 まとめ

まとめ

  • 良いメンタルとは、「ストレスなくプレーできている」心理状態である
  • 悪い結果であっても「想定内である」ことは心の余裕を作り出す
  • 「最終的には普段の自分のスコアに落ち着くはず」と信じて無理のない最善のプレーを心がける

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Dr.マリガン

みんなでマリガン!管理人の
『Dr.マリガン』です。

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実績は
30代現役専門医
4歳からゴルフを始める
高校2年生でクラブチャンピオン
クラチャン3回
県アマ メダリスト
東医体優勝
全医体優勝
最高JGAハンデ+1.0

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