この記事はこんな人に向けて書いています
この記事はこんな方におすすめ
- ゴルフグローブがなぜ必要なのか知りたい方
- ゴルフグローブの適切な値段が知りたい方
- サイズの選び方が知りたい方
この記事をご覧になっているあなたは
どのようなゴルフグローブを選べばいいのか迷っているのではないでしょうか。
ゴルフを始めてすぐの方だと、まだゴルフグローブ必要ないんじゃない?と思っているかもしれません。
ゴルフグローブは手とゴルフクラブをつなぐ重要な役割を持っており、
とてもデリケートなアイテムの一つです。
特に握ったときのフィーリングはとても大事なので、グローブの良し悪しで上達スピードが変わってくることもあります。
こちらの記事では医師でありトップアマの筆者が、
ゴルフ初心者の方が「どのようなゴルフグローブを購入すればいいのか」をわかりやすく解説しています。
最後まで読んでいただければゴルフグローブ選びのポイントがしっかり抑えましょう。
目次
ゴルフグローブを着ける理由
ゴルフでは多くの人が左手にグローブをしていますよね。
ゴルフでは両手でゴルフクラブを握りますが、左手がスイングの重要な支点になります。
そのため左手のほうがしっかり握る必要があるので、左の指や手のひらに負担がかかります.
そのため補強や滑り止めとしての役割を持つグローブが必要になるのです。
グローブがないと手のひらや指にマメができてしまうこともあります。
そのため初めて練習場に行くときでも、自分の手にあったグローブを準備していったほうが良いです。
ゴルフグローブの役割
- グリップ力を高める
- 滑り止め
- 手の保護
グローブの選び方
ゴルフグローブは多くのメーカーから発売されており、沢山の種類があります。
この記事を読んでいるあなたは、
「自分にとって最高のゴルフグローブが欲しい!」
「買うときに失敗したくない!」
と思っていると思います。
「良いゴルフグローブ」の特徴
ゴルフグローブに求めるべき機能は次のとおりです。
ゴルフグローブの機能
- 手がしっかり保護される
- グリップ力が高い
- できるだけ素手に近いフィーリング
これらの機能はゴルフのスコアや上達に大きく関わってきます。
これらの機能に加えて
- 雨や汗で水に濡れても滑りにくい
- 耐久性が高い
というのも大切です。
ゴルフグローブには様々な種類があるので、自分にとって適したグローブを選ぶためのポイントを紹介していきます。
最も重要!!サイズの選び方
グローブのサイズ感はぶかぶかすぎず、きつすぎないのが良いです。
握ったときに少し生地に張りが出るぐらいが理想です。
実店舗では試着できるので、ぴったりなものを選びやすいです。
自分のサイズが検討もつかない場合は下の表を目安に購入するサイズを選んでしまってもよいです。
日本人の平均的な手のサイズは
男性:23cm
女性:19cm
とされています。
あくまでも平均なので最適なサイズではありません
ただし、これでは本当にあなたにとってぴったりなグローブにはなかなか出会えません。次の章であなたにピッタリのグローブサイズを選ぶために、手のサイズの測り方を紹介します。
手のサイズの測り方
グローブのサイズ表記は上の写真の矢印の距離「手周囲長」で決まっています。
紐などでここの一周の長さを測ると正確なサイズが分かります。
この手の周囲長をセンチメートルで表した長さが
あなたにとってぴったりのゴルフグローブのサイズです。
ただし、指の長さや太さなどは一人ひとり違います。
必ずしもこの「周囲長」が最適な大きさとは限りません。
この点からも、実際に試着してみたときのフィーリングはとても大切になります。
グローブサイズ測定器で3Dスキャン
量販店に行くと3Dで正確な手のサイズを計測できる機械がおいてある場合があります。
機械の中に手を入れて1分待つだけで精密な手のサイズを3Dで計測してくれます。
大人になると手の大きさは大きく変わらないので、一度測っておくと今後の基準になります。
このデータで最も重要なのが「周囲長」です。
写真のデータでは198mmとなっていますので、自分が選ぶべきグローブのサイズは20cm前後ということになります。
まずは20cmのグローブをつけてみましょう。
そこで指先や手のひらなど合わない所があれば
前後のサイズのグローブを試してみると最適なサイズを選ぶことができます。
同じサイズ表記でもメーカーによって指の長さ、太さなどが微妙に異なります。
可能であれば複数メーカーのグローブを実際に着用してみてサイズを決めましょう。
自分もこの測定器で測定して初めて適正なグローブサイズを知ることができました。
素材の違い ~天然皮革と合成皮革~
ゴルフグローブの素材は大きく分けて、天然皮革と合成皮革があります。
天然皮革は主に羊の皮でできています。
肌に馴染んで伸縮性に優れ、しっとりした肌触りで乾いているときのグリップ力が高いです。
合成皮革は、合成繊維でできています。
雨の日でも滑りにくかったり,耐久性が高かったり特徴的な性能があります。
天然皮革と合成皮革のメリット・デメリット
天然皮革と、合成皮革のメリットとデメリットを紹介します。
一般的に上級者は天然皮革を好みます。
これは圧倒的にフィーリングが良いためです。
しかしデメリットもあり、特に雨の日にはつるつる滑ってしまうため使い物になりません。
すべての場面で天然皮革のほうが優れているわけではないのです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
天然皮革 | ・自然な伸縮性 ・しっとりとした肌触り ・高い質感 | ・水に濡れると滑りやすい ・一度濡れると伸びてしまう ・耐久性が比較的低い ・やや高価 |
合成皮革 | ・水に濡れても滑りにくい ・耐久性が高い ・比較的安価 | ・ややゴワゴワしている ・フィーリングが劣る |
素材の使い分け
それぞれの素材でメリット・デメリットがあります。
そのため筆者はグローブは次のように使い分けています
天然皮革:
晴れの日、競技の日、競技が近い時の練習時
合成皮革:
雨の日、真夏で汗ぐっしょりのとき、打ち放題での練習時
競技のときはできるだけ薄く指先の感覚が優れるメーカーのものを使用します。
特にグローブが濡れてしまうときは必ず合成皮革を使います。
初心者の方でもフィーリングはとても大切ですし、初めてすぐの頃は何百球とボールを打つわけではないと思います。
さらに汗だくになったり雨に日にゴルフをすることはあまりないと思いますので、
初めてグローブを買う場合でも天然皮革をおすすめします。
練習でたくさんボールを打つようになったり、雨の日でもプレーするようになったら合成皮革のものを買い足す形で良いと思います。
どこで購入すればよいか ~ネットか実店舗~
ゴルフグローブはゴルフ5やゴルフパートナーなどの実店舗のあるゴルフショップだけでなく
amazon,楽天などのネットショップでも購入できます.
実店舗では実際に手にはめてみて試着することができます。
まだ自分にとってぴったりのサイズがわからない方は、最初は実店舗で試着することをおすすめします。
適正金額は1500~2000円程度
ゴルフグローブは消耗品です。
金額は1500円~2000程度のものがおすすめです.
安価なものだと、革の厚みが違うなど製品の品質にばらつきがあったり、縫製に難があるものもあります。
そのため1000円以下の製品は選ばないほうが無難です。
おすすめのゴルフグローブ
それでは実際におすすめのグローブをあげていきます。
購入する際はサイズに注意してください。
天然皮革
合成皮革
女性向けグローブ
女性の場合は右手も保護できる両手用のグローブもあります。
またネイルをされている方向けに、指の先端が切れていて爪を出せるようになっている商品もあります.
両手用グローブ
爪だしグローブ
グローブの耐久性と替え時
グローブは1回買えば素材や練習頻度にもよりますがおおよそ1~3ヶ月は使用できます.
交換のタイミングは
- 穴が空いてしまった時
- 伸びてしまってフィット感がなくなってしまった時
- 特に夏に汗をかいたあとに乾燥して極端に固くなってしまった時
また、練習やプレー後は汗を書くので、ゴルフバッグの金具などにくっつけて乾燥させますが、
どうしても型くずれしてしまいます。
手の形を保ったまま乾燥できる次のような商品もおすすめです。
買いに行く時間がないときは練習場やゴルフコースでも売っている
ゴルフに行く日が近くて買いに行く時間も、ネットで購入する時間もない!
という人でも安心してください。
忘れてしまったり、破れてしまった人のためにゴルフ場や練習場でもグローブは売っています.
やや割高ですがおおよそ2000円前後で購入できることが多いです
初心者向け ゴルフグローブの選び方 まとめ
まとめ
- グローブは補強、滑り止めの役割がある
- 初心者でもフィーリングが良い天然皮革のグローブがおすすめ
- 実店舗であれば実際に手につけて試せる
- サイズ感はぶかぶかすぎず、きつすぎないもの
- 3カ月程度は使用できます
初めて練習場に行くときに知っておいたほうが良い情報はこちらの記事で紹介しています。
初心者のゴルフシューズの選び方はこちらです。