この記事でわかること
ゴルフを始めてすぐの方向けの
アイアンの練習法をご紹介します。
あなたはいよいよ実際にゴルフの練習を
始める段階に来た方ですね。
しかし、いざ練習場に行っても
何から練習していいかわからない方も
多いかと思います
この記事ではこれからゴルフを始めようという方が
まずどのようなことを意識してアイアンの練習を始めればよいかを
紹介していきます。
目次
はじめに練習するべきゴルフクラブ
男性は7番アイアン
男性の方が初めて持つゴルフクラブは
7番アイアンが良いとされています。
それは7番アイアンが、
アイアンセットの中で一番平均的な存在
だからです。
アイアンは飛距離をコントロール
しやすくするために6~10本のセットになっています。
その中で7番アイアンがちょうど中間の距離を担っているのです。
クラブ自体の長さも、フェースの角度(ロフト角)も
アイアンセットの中で真ん中です。
これより長いアイアンはスイングの精度が高くないと打てないし、
短いアイアンは球の高さがばらついてしまいます。
まず7番アイアンが打てないと
他のアイアンもおぼつきません。
まずは7番アイアンを手に取りましょう。
女性は9番アイアン
最初に練習するゴルフクラブは
男性には7番アイアンをおすすめしましたが、
女性には9番アイアンをおすすめしています。
ベースの考え方は7番アイアンと一緒で、
「まずは中間のアイアンを練習しましょう」と
いうことに変わりありません。
では女性は9番アイアンをすすめる理由を
ご説明します。
女性は男性に比べて
筋力や体格が弱い傾向にあります
そのため、7番アイアンでは
体格に対して最初に持つには
長すぎるクラブの可能性があるのです。
スイングが安定してくれば
7番アイアンでも問題ないのですが、
はじめは容易にコントロールできる
9番アイアンで始める方が上達が速いです。
7番アイアンでは少しボールに
当たりにくいと感じたり、
小柄な女性は
まずは9番アイアンを手に取ることをおすすめします。
アドレス
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ゴルフはアドレスでショットの7割ほどが決まると言えます。
スイングの定着には時間がかかりますが、
アドレスは時間をかけられる部分ですので、
始めたてのときからしっかりできるように心がけましょう。
アイアンの正しいアドレスは次のとおりです。
① 「気をつけ」の姿勢で立つ
② 足は肩幅に開く
③ 少しだけ膝を曲げる
④ 右足と左足の体重のかけ方は均等にする
⑤ 前傾姿勢を取る。(深めの会釈ぐらい)
⑥ 両手を合わせてを真下に垂らす
⑦ その位置でグリップを握る
この形がアイアンのアドレスの形です。
次はアドレスの注意点を述べます。
前傾姿勢
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-83-edited.jpg)
「前傾してください」というと多くの方が
腰から曲げようとしますがこれは誤りです。
ゴルフは骨盤の角度が大切です。
「腰」ではなく「股関節」から曲げるようにしましょう。
イメージとしては子供をおんぶするような背中の形です。
場合によってはスクワットの姿勢から膝を伸ばしていった姿勢でもあります。
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この姿勢は足に最も力が入る形になります。
この形を常に取れるようにしましょう。
ボールの位置
7~9番アイアンでボールを打つ際の
ボールの位置は、ちょうど右足と左足の
真ん中ぐらいに置きましょう。
まずはビジネスゾーンの3時~9時の練習
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-78-1024x576.jpg)
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-81-1024x576.jpg)
いきなりおおきく振りかぶってショットしようとしても
なかなかボールに当たりません。
そのため、次に紹介するビジネスゾーンに当たる
3時~9時のスイングの練習から始めましょう。
ポイント次の3つです
①アドレスで作った腕と肩でできた三角形を崩さないこと、
②手の関節は極力使わずに腰、上半身、肩の回転によってクラブを上げて下ろすこと
③前傾角度を変えない
これらに気をつけながらボールとのインパクトを練習していきます。
ビジネスゾーンとは
ビジネスゾーンとは、
スイングを時計に例えると
9時~3時までの範囲を指します。
つまりシャフトが地面と平行になるインパクト前後のスイングです。
この呼び方は最近のレッスン業界でよく使われるようになりましたが、
かつてはインパクトゾーンと言われていました。
この部分がゴルフのスイングの根幹をなします。
プロでもゴルフでは色々なスイングが見られます。
しかしこのビジネスゾーンは皆共通していて、これがマスターできれば
ゴルフのスイングの土台がしっかりして、ショットが安定します。
ヘッドが地面をこするように反復
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ビジネスゾーンで大切なことは再現性です。
ゴルフを初めて魔もない頃は、
アドレスでは地面においていたヘッドが、
ボールの手前を打ってしまったり(ダフる)、
ボールの上の方を打ってしまったり(トップする)
することが多いかと思います。
こうなる場合は、
手首を使ってしまったり、
前傾角度が崩れてしまっていることが多いです。
素振りでヘッドが芝をこすらせる練習をして、
それと同じようにしてボールを打ってみましょう。
ヘッドの芯に当てることだけを意識
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/12/golf-2571844_1920-edited-1.jpg)
前傾角度を変えずに、手首を使わず体の回転で振ることができれば
ゴルフはヘッドスピードを上げるよりも、
ミート率を上げた方がボールが飛びます。
筋力はアマチュア男性ゴルファーのほうがあるのに、
女子プロのほうが飛距離が出るのはそのためです。
ビジネスゾーンは芯に当てる練習でもあります。
芯に当たると特有のインパクトの柔らかい感じと
球離れが感じられます。
これを連続して出せるようになれば
「再現性」が上がってきたということです。
高い再現性を目指して練習していきましょう。
いよいよフルショット
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ある程度ビジネスゾーンのイメージが付いたら
フルショットの練習をしていきましょう。
フルショットというと、力いっぱい振って
ボールをできるだけ遠くまで飛ばすという
イメージをお持ちではないでしょうか。
じつはそんな事はありません。
ゴルフでは力よりも、
芯に当てるということのほうが大事なので
できるだけ再現性を上げるようにコントロールしながら
フルショットすることが要求されます。
ビジネスゾーンにプラスαで大きめに振ることで重力を味方にするような
ショットを目指すと良いです。
トップオブスイング
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![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-85-1024x576.jpg)
ビジネスゾーンではシャフトが地面と並行になるところまで上げていましたが、
フルショットではさらに腕を上まで上げていきます。
ここでは左ひじが伸びていることがポイントです。
左肘を伸ばしたままで、体の回転が限界まで行きついたところがあなたの
トップオブスイングです。
これ以上回しすぎると、オーバースイングという
誤ったスイングになってしまいます。
こうすると手は自分の体の背中側にまわり、
ここでもシャフトは地面とおおよそ水平になるようになります。
これがトップオブスイングです。
このときも前傾角度が崩れないように心がけましょう。
フィニッシュ
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![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-89-1024x576.jpg)
フルショットではインパクトを迎えて
ビジネスゾーンを過ぎたあとは
腕が体に巻き付くようにして上に上がっていきます。
この際に自然に体重移動が行われて、右かかとが上がります。
これがフィニッシュの形です。
5秒間この姿勢が保てれば正しい重心移動が行われています。
このときも最後まで前傾角度が崩れないように心がけましょう。
【初心者向け】初めてのアイアン練習法 まとめ
・使用するクラブは男性は7番アイアン、女性は9番アイアン
・しっかりしたアドレスを身につける
・前傾角度は股関節から曲げるように意識する。
・まずはビジネスゾーンの練習(3時~9時のスイング)
・終始、前傾角度は崩さない
・フルショットでは左肘を伸ばしたトップオブスイングと
自然と体重移動して長い間立っていられるようなフィニッシュを目指す
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