この記事はこんな方におすすめ
- 初めてゴルフクラブを買おうと思っている人
- ゴルフクラブを何から揃えていいかわからない人
- コースデビューに最低限必要なクラブを知りたい人
ゴルフに興味を持ったのはいいけれど、自分のゴルフクラブを買いたいのに、
いろいろな種類がありすぎて何から揃えていったらいいかわからなくなりますよね。
またコースに行くために必要な最低限のクラブを知りたいと思っているかもしれません。
この記事ではトップアマで医師の筆者が、
初心者が「自分のクラブが欲しい!」となったときにまず買うべきクラブから、
コースデビューまで対応できるゴルフクラブを買い揃える順番をお教えします。
目次
ゴルフ場でプレーするのに最低限必要なゴルフクラブ
ゴルフコースに行ってプレーしたり、効率の良い練習をするには
自分のクラブを持っていたほうが良いです。
特に必要なクラブは
ポイント
- ドライバー(1番ウッド)
- アイアンセット
- パター
の3種類です。
本数としては8本前後になります。
これさえあればゴルフコースに行ってプレーすることができます。
買うべきゴルフクラブの順番
それでは実際に揃えていく順番を表にまとめました。
この順に揃えましょう
- ドライバー(1番ウッド)
- アイアンセット(6本セット以上)
- パター
- ウェッジ (サンドウエッジ/アプローチウエッジ)
- フェアウェイウッド(5番ウッド)
- ユーティリティ
- フェアウェイウッド(3番ウッド)
1~3のドライバー、アイアンセット、パターさえあれば
コースデビューは可能です。
1番目 ドライバー(1番ウッド)
自分のクラブを揃えていきたいと思っている方がまず買うべきなのはドライバーです。
ドライバーは単品で購入することができて比較的買いやすいです。
さらにドライバーは他のクラブとメーカーやシリーズを合わせる必要がないので
あとから購入するクラブのことを考えなくてよのです。
またドライバーはティーアップ(ボールを地面から離して)して打つクラブなので
早い段階で当たるようになりやすく、購入してよかったという実感が湧きやすいです。
それに最もボールが飛ぶクラブでもあるので、打てたら楽しいクラブです。
このクラブが打てるようになると一気にモチベーションが上がります。
やさしいドライバーの選び方はこちらの記事で紹介しています。
2番目 アイアンセット
アイアンセットは6~10本セットになり場所も取ります。
はじめはレンタルのもので構わないので2番目としました。
ドライバーを購入して練習をしてみて、
「アイアンも自分のが欲しいっ!」とか
「当たるようになってきたからアイアンも買いたいっ!」
となったときが買い時です。
アイアンはボールの飛距離をコントロールするクラブなので、様々なヘッドの形があります。
初めてすぐは「キャビティ」という背面がえぐれたような形で、
ソールが広いものが球が上がりやすくておすすめです。
アイアンは1本ずつではなくセットで買うべき理由
10本セットだと後ほど使わないクラブが出てきますので6本セットがよいでしょう。
最初に揃えるアイアンは『7~9番アイアンの3本で良い』ってみたことがあるけど・・・
そもそもその3本を同じ銘柄で揃えるのは難しいよ。
単品のアイアンは出回っていないから、その他の番手が揃う確率はとっても低いんだ
アイアンはセットで購入しないと、いらなくなったときに買取もしてもらえない可能性があります
やさしいアイアンの選び方はこちら。
3番目 パター
パターはグリーン上でボールを転がすときに使うクラブです。
最後に買うべき必須なクラブはパターです。
ゴルフ場のグリーンではパター以外の使用を禁止されています。
初心者にはマレット型、ネオマレット型のパターのほうがフェースの向きが変わりにくく、目標にまっすぐに構えやすいものが多いのでオートマチックに打てるためおすすめです。
パターが上手になるには多くの練習が必要なため、見た目で判断していただいて構いません。
パターの性能よりも、有名なプロが使っているパターとか、有名なブランドだったり、かっこいいデザインだったり自分が気に入ったものを選びましょう。
完璧なパターがあるのであれば、プロが多種多様なパターを使用している現用が説明できません。
道具の形で悩むよりも、楽しくたくさん練習するほうが上達が早いです。
ここまでの
- ドライバー
- アイアン
- パター
を揃えればコースデビューができます!!
続いて2打目以降でロングアイアン以上の飛距離が欲しくなってきたり、
グリーン周りのアプローチのレベルアップのために揃えていきたいクラブです。
4番目 ウェッジ
近年は多くの人がウェッジにこだわるため、
アイアンセットにウェッジというクラブが含まれていないことが多くなりました。
ただウェッジは、スコアを気にし始めてから購入するので構いません。
ウェッジはグリーン周りで使います。
- バンカー(砂地)や深いラフからのアプローチ
- ふわっとボールを上げるアプローチ
- スピンを効かせたアプローチ
といった高度な技術が必要なショットのときに使うものです。
ウェッジを購入するのはコースに何度か行ってからでも構いません。
5番目 フェアウエイウッド (5番ウッド)
フェアウエイウッドは地面から打つウッドのクラブです。ドライバーを薄く、小さくしたような形をしています。
アイアンよりも飛距離が出やすいものの長さがやや長めなので、すこし難しくなります。
フェアウエイウッドにも番手がありますが、おすすめは5番ウッド(クリーク)です。
というのも、5番ウッドはフェアウエイウッドの中で難易度、飛距離のバランスが取れているからです。
特に女性はどうしても体格的に飛距離が出にくいので、このクラブが打てるようになるとゴルフがとても楽になります。
6番目 ユーティリティ
ユーティリティクラブは
ロングアイアンの代わりに開発されたクラブです。
3番アイアン~5番アイアンはかなり難しいクラブでボールが上がりにくいです。
ユーティリティクラブはそれを解決するためにボールを上がりやすい設計をしたものが多いです。
形はアイアンとウッドの中間のような形をしています。
その中でもアイアン寄り、ウッド寄りのものがあり、
ウッド寄りのほうが球が上がりやすく、アイアン寄りのほうがコントロール性が高いです。
初心者であれば、ウッド寄りのユーティリティをおすすめします。
ボールが上がり安く、一定の距離が打ちやすいので武器になります。
フェアウエイウッドが得意な人は、ユーティリティークラブではなく
ショートウッド(7番ウッド、9番ウッドなど)のほうがあっていることが多いです。
人によって感じ方が異なるので、実際に試打してみましょう。
裏技:中古のゴルフクラブセット
古くなりすぎて単品では店頭で売れなくなったクラブはどうするでしょうか。
答えは「セットにして売る!」です。
中古ゴルフショップはもちろん、
最近はヤフオク、メルカリ、ラクマなどでメーカーを揃えて14本セットにしてくれているものがたくさんあります。
全部で5万円ぐらいで手に入るものも多いです。
大体がレベルを揃えてセットにしてくれていることが多いので大きな問題はありません。
極端に値段が安いと品質の悪いものの可能性があります。
目安としてはフルセット4万円以下は少し注意が必要です。
シャフトの選び方
ゴルフクラブというと、ヘッドの形に注目してしまいがちですが、
シャフト(柄の部分)もとても重要な機能を持っています。
上級者になるとヘッドにはほとんど目もくれず、シャフトの性能が気になってきます。
ゴルフクラブのシャフトの役割は、
「しなって、戻る力で飛ばす」
ということにつきます。
このシャフトには長さ、硬さ、トルク、といった値がありますが、
初心者にとって最も大事なのは硬さです。
ゴルフクラブのシャフトの硬さにいくつか種類があります。
シャフトの硬さ
- L 一般的な女性用
- R 一般的な男性用
- SR RとSの中間
- S 上級者
- X プロ
上から順に硬くなります。
男性はまずRシャフト、女性はLシャフトを選びましょう。
日本人男性アマチュアゴルファーはSシャフトを使う人が多いというデータがありますが、
それは見栄を張ってSを選んでいるからだと言われています。
実際のクラブを振る速さ(ヘッドスピード)にあっていないことが多いのです。
実際メーカーが刺している現代のSシャフトは昔のSシャフトに比べて柔らかくなっています。
この記事を読んでいるみなさんは最初は柔らかめのシャフトを使いましょう。
そのほうがシャフトがしなる感じをはやい段階から感じることができて上達が早いです。
シャフトで見栄を張ってもスコアは良くなりません。
まとめ
まとめ
- はじめに購入するクラブの順番は
ドライバー、アイアンセット、パターの順 - これでコースデビューできる
- ある程度打てるようになったら
フェアウエイウッド、ユーティリティクラブ、ウェッジを揃えよう
- 中古のゴルフセットもお得
- シャフトはしなりを感じられる柔らかめ(男性ならR)を選ぶ
これだけ揃えてしまえば
あとはシューズさえあればコースデビューできます。
こちらの記事で初心者向けのシューズ選びを紹介しています
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こちらの記事では、中古ゴルフクラブの良さをお伝えしています
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