この記事はこんな方におすすめ
- 100切りを達成して脱初心者をしたい人
- ロストボールを卒業したい人
- 初心者がスコアアップできるボールを知りたい人
ゴルフを始めてすぐの初心者はゴルフクラブやウエアにこだわっても、
なかなかボールまでは手が回らないことが多いですよね。
はじめはどんなボールを使っても一緒と思っている人も多いのではないでしょうか?
しかしボールが飛ぶようになってきて、スコアを気にし始めたらボールの銘柄は一つに絞ったほうが良いです。
特に100切りを目指すレベルであれば、ボールの選び方でで上達スピードが変わります。
この記事では複数回クラブチャンピオンになり、何人もの初心者に100切りを達成させた筆者が
100切りを目指す人が使うべきゴルフボールの特徴や実際の銘柄を紹介します。
目次
ロストボールからの卒業

ゴルフを始めてすぐの頃は「ロストボール」(中古ボール)を使えば良いと言われていた人は多いのではないでしょうか。
初心者がコースに行くときに「ロストボール」で良いとされているのには理由が3つあります。
ポイント
- ボールの性能差がわかりにくい
- ボールを紛失しやすい
- 新品のボールは
高価
100を切りたい!というレベルはこれらの障壁がなくなってくる時期なのです。
まずはそれを解説していきます。
だんだんスイングが安定してきてショットの精度が上がる

100切りを目指し始めるレベルとなると、100~120ぐらいのスコアでプレーすることが多いでしょう。
コースデビューの頃に比べると、ボールも遠くに飛ぶようになり、番手ごとの距離が打ち分けられるようになってきていると思います。
はじめの頃はまともにフェースに当たらなかったのが、芯で捉えられる回数が増えてきているでしょう。
ダフってしまったりトップしてしまうと、どのボールでも一緒です。
ボールはフェースの芯で打ててはじめて性能を発揮します。
そのため100切りレベルになると、ボールの性能差がわかるようになってくるのです。
こちらの記事でゴルフを初めて間もない人のスコア目安を紹介しています。
100切りレベルだとボールを無くさなくなってくる

ゴルフを始めてすぐの頃はボールが飛んでも曲がる幅も大きいので、
林の中に入ってしまったり、池に入れてしまったりで、ボールを無くしやすいです。
そのため1ラウンドで何個もボールをなくしてしまうことも多いでしょう。
ボールをなくさなくなると、ボールをたくさん買う必要がなくなってきます。
ボールが「数より質」の段階に突入したことになります。
ゴルフが上達したら、道具にもこだわりたくなってくる

100切りレベルになってくると、ゴルフ仲間も多くなってきているでしょう。
するとゴルフ用品にこだわっている人が目につくのではないでしょうか。
毎回銘柄がバラバラで傷のついたボールを使っているとカッコがつかなくなってきます。
フィーリングが同じボールを使い続ければショートゲームが安定する

毎回違うボールを使っていると、パターやアプローチの弾き具合が違うことに気づいたと思います。
インパクトのフィーリングは距離感にとても大切です。
使うゴルフボールを決めて毎回同じインパクトのフィーリングで、自分の基準の距離を作っていくことが大切です。
基準の距離とは
ショートゲームで自分の振り幅、力感などで打ち分ける距離です
パターの場合:5歩分、10歩分、15歩分の距離など
プローチの場合:30ヤード、50ヤード、70ヤードなど
脱初心者のために重視すべきボールの性能
ゴルフボールの性能は大きく分けて4つあります
ゴルフボールの性能
- 飛距離性能
- スピン性能
- 弾道の高さ
- 打感
これらについて解説していきます。
飛距離性能

飛距離はゴルフの醍醐味です。
ゴルフボール業界では飛距離が最も重要な性能であり、飛ばないボールは売れません。
100切りを目指すなら、飛距離を最優先して構いません。
スピン性能

次に重要な性能はスピン性能です。
しかしこれはよりスコアをまとめる段階に必要な性能です。
具体的にはアプローチでスピンを掛けて止めるときが該当します。
スピンがかかるということはバックスピンだけではありません。
サイドスピンも多くなってしまうのです。
100切りレベルであればアプローチよりもショットの精度を高める必要があります。
「スピンがかかりやすく左右に曲がりやすいボール」よりも、
「スピンがかかりにくいが、左右の曲がり幅は小さいボール」の方が大きなミスが減り、スコアアップを目指せます。
また、飛距離とスピン性能は相反する性能であるため、どちらかを重視するともう片方が性能が落ちてしまいます。
弾道の高さ

弾道の高さについてもボールの性能で決まります。
弾道の高い低いは、良し悪しがあります。
弾道が低すぎる → 飛距離が出にくい
弾道が高すぎる → 風の影響を強く受ける、曲がり幅が大きくなる
適度な高さが一番良いということになりますが、100切りレベルの方には中弾道をおすすめします。
100切りレベルの人はドライバーショットのバックスピン量が多い傾向があり、向かい風でのショットでは極端に飛距離が落ちてしまうからです。
また大きく曲げても、弾道が低めであれば早めに地面に落ちることになるので曲がり幅が少なくなります。
打感

打感については好みが分かれます。
しっかりした打感が好きな人もいれば、柔らかい打感が好きな人もいます。
これはプロにも当てはまり、同程度の性能のボールでも最終的に打感で決める人も多いです。
100切りを目指す人には「ディスタンス系ボール」がおすすめ
これまでの内容で脱初心者におすすめなのは「ディスタンス系ボール」です。
ディスタンス系ボールは、スピン性能より飛距離を重視しています。
これにより飛距離が出やすく、サイドスピンも抑えられるので左右の曲がり幅を抑えることができます。
打感についてはそれぞれのボールで微妙に異なります。
何種類か試してみて、自分のフィーリングに合うボールを選んでください。
100切りを目指す人におすすめのゴルフボール
リーズナブルなディスタンス系ボール 4選
十分に値段を抑えたモデルで2000~3000円前後になっています。
ロストボールからのレベルアップに最適です。
本間ゴルフ HONMA D1
ブリジストン ツアーステージ エクストラディスタンス
ダンロップ SRIXON AD333
プロギア SOFT DISTANCE
ハイスペックなディスタンス系ボール 3選
次に4000~5000円前後でおすすめなハイスペックなディスタンスボールを紹介します。
100切りスコアがコンスタントにでるようになったらよりスペックの高いボールをおすすめします。
タイトリスト VG3
ブリジストン TOUR B V10
DUNLOP ゼクシオ イレブン
90切りを目指すなら「スピン系ボール」
だいたい毎回100切りができるようになってきて今度は90切りが見えてきたら、スピン系ボールをおすすめします。
上級者御用達のボールであるタイトリストプロV1シリーズの解説はこちら
上級者のスコアの詳細はこちらの記事で解説しています
100切りレベルの人におすすめのゴルフボール まとめ
まとめ
- 100切りレベルぐらいだとボールの性能差がわかってくる
- ショートゲームではインパクトのフィーリングが一定であることが重要
- 脱初心者におすすめなのは「ディスタンス系ボール」
こちらの記事では100切りのためのスコアメイクを分析しています
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