この記事を読んでわかること
打ち放題練習場での効果的な練習法がわかる
打ち放題で陥りがちな失敗とその対策がわかる
目次
打ち放題の練習場のメリットと練習法
ゴルフの練習で「1球〇〇円」となっていると
たくさんボールを打って練習するのに気が引けてしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事ではゴルフの打ち放題練習場の利点と、効果的な練習法を解説します。
打ち放題のメリット
打ち放題のメリットは、何よりもボールをたくさん打てることです。
打ち放題は決められた時間内(1~2時間)であればの間にボールを何個打っても良い練習方式です。
普段は「1球〇〇円」と気になってしまいますが、打ち放題ではそんなことを考える必要がありません。
打ち放題の練習で実際に打てるボールの数
打ち放題は時間制限のあるゴルフの練習プランです。
だいたい1〜2時間が制限時間となります。
おおよその数字ですが、打ち放題の時は1時間では150球ぐらい、2時間で300球以上打つことができます。
(普段の練習のときは100球程度で切り上げることが多いです。)
普段の練習と打ち放題の練習の違い
まず普段の練習と、打ち放題の練習目的の違いについて見ていきましょう。
普段の練習:スイング、距離、感覚などスイングの確認作業
打ち放題の練習:悪い癖の矯正、球数を打ってスイングを定着
普段の練習
1球あたりの値段が設定されているので、1球1球大切に打つことになります。
アドレスを取って、目標をしっかり狙って、その結果の球筋をしっかり眺める…
1球1球を大切に打つことは実戦でのショットの行程と同じなためスイングやルーティンの確認作業に向いているのです。
おもに自分の良いときのスイングを忘れないように定期的に練習するイメージです
打ち放題の練習
時間あたりの値段が決まっているので、打てば打つほど単価が安くなるので球数を打ったほうがお得です。
球筋を見ずにスイングの調整や修正に集中したり、定着までたくさんの球数が必要な練習を効果的にすることができるのです。
打ち放題に適した練習
打ち放題に適した練習を4つあげていきましょう。
- 自分の癖を解消したいとき
- 練習の間隔が長期間空いてしまったとき
- アプローチの練習がしたいとき
- 特殊な球筋を練習したいとき
自分の癖を解消したいとき
普段の練習はこれまでの確認作業、体が忘れないようにするための作業とお話しました。
しかし、普段の練習で自分が気づかないうちに、良かったときのスイングとずれてきていることが多いのです。
これは自分の悪いクセが出てきていることがほとんどです。
悪い癖は一朝一夕ではなくなりません。なくなってくれないから「クセ」なのです。
クセは、「体をこうやって動かしたほうが楽」というのと「こうやって動かしてはいけない」という体の動かし方にずれがある為起こります。
つまり、自分が目指す「正しい体の動かし方」は自分にとって少し違和感のある動きなのです。
このためたくさん球数を打って
自分の体に「この動かし方で大丈夫なんだ」と染み込ませる必要があるのです。
長期間練習の間隔が空いてしまったとき
仕事の都合などで、普段の練習の間隔が開いてしまうこともあるかと思います。
こういったときは先程述べたした「自分クセ」が出やすくなってしまっています。
更に、このクセを封じるために気をつけていたことを忘れてしまっていることも多いです。
これに気づくのにも球数が必要になるので、たくさん球数を打って試行錯誤をしつつ思い出しましょう。
アプローチの練習がしたいとき
アプローチはなんと行っても練習した球数が命です。
打てば打つほどうまくなります。
アプローチは振り幅+インパクトの感触が合わないと距離や方向が一定になりません。
同じ振り幅で振っていても、インパクトの感覚が異なると球が低すぎたり、上がりすぎてしまったり距離が合わなくなってしまうことが多いです。
練習場には30y, 50y, 70yなど距離ごとの表示があります。
このような区切りの距離をしっかり打ち分けられるように集中的に何十球も打って体に染み込ませていきましょう。
特殊な球筋を練習したいとき
コースに行った方はわかると思いますが、林からボールを出すのが難しかった経験があると思います。
単価が設定されているボールでは、なかなか低く転がす球の練習などはもったいなくてやりにくいですね。
打ち放題で番手と振り幅でおおよその距離感と球の高さのコントロールができるようにしてしまいましょう。
普段練習していないことはコースでできませんし、普段取り組みにくい練習は打ち放題のときにやればいいのです。
球数を打ちたいのに打てない!
せっかく気合を入れて2時間打ち放題に行っても思ったよりも球数を打てなかったという人も多いのではないでしょうか。
その原因と対策を紹介します
一気にショットの練習をしすぎ疲れてしまう
ショットの練習ばかりしていると、息切れして後半では疲れてしまいます。
対策としては途中にアプローチや低い球の練習など飛距離よりもコントロール性を上げる練習を間にはさみましょう。
さらに休憩も重要です。時間がもったいないと言っても最後までしっかり打てなければ意味がありません。
手が痛くなってしまう
ショットの練習をしているとどうしても指や手が痛くなってきます。
そんなときにはテーピングがおすすめです。
痛くなりがちなのは左手の薬指、中指、親指、右手の親指など力が強くかかるところです。
練習しているうちにグリップと我慢しているとマメになって、潰れるともう効果的な練習は難しいです。
「痛い!」と感じる前の、少しヒリヒリしたぐらいで巻いておくと安心です。
また、巻く際は指に1周半ぐらい巻きつけるとずれたり緩んできません
おすすめはニチバンのテーピングです。
伸縮性のほうが指に巻いた際に握ったときの違和感が少ないです。
非伸縮性のものはがっちり固定できるので、夏場など汗をかくときなどはこちらのほうが良いときもあります。
打ち放題のデメリット
たくさん打てるのが打ち放題のメリットですが、それが逆にデメリットになることもあります。
球数を打ちすぎて疲れてスイングが崩れてしまう
せっかく悪いクセを解消して、自分にスイングを定着させたにもかかわらず、疲れて注意散漫になった状態で練習すると、結局悪い癖が出てきてしまいます。
制限時間間際になって雑に打ってしまう
たくさん打てるのがメリットですが、逆に雑に打ってしまえるのも打ち放題の難点です。
雑なスイングを固めることになってしまいます。
集中力を保ち、目的意識を持って練習するようにしましょう
打ち放題の練習場での効果的な練習方法 まとめ
・打ち放題練習場は
自分のクセを解消したいとき
長期間練習の間隔が空いてしまったとき
アプローチの練習がしたいとき
特殊な球筋を練習したいとき
がおすすめ
・ショットの練習の合間にアプローチなど疲れない練習を挟む、しっかり休憩をとる
・手が痛くならないうちにテーピング
・たくさん打ちすぎで雑にならないように注意
・雑になるぐらいなら制限時間内であってもやめるのも勇気
打ち放題のある東京のゴルフ練習場はこちら
100切りを目指す人向けのゴルフボールはこちら