この記事を読んでわかること
初心者が購入するべきドライバーの特徴がわかる
目次
初心者向け ドライバーの選び方
こちらの記事でドライバーを買いましょう!とお話しましたが、
じゃあ、どんなドライバー買えばいいの?ドライバーなんて無数にあるよ!
とお困りの方も多いはず。
こちらの記事では17歳でクラブチャンピオンになり、医学部在学中にスクラッチプレーヤーになった筆者が
初心者向けのドライバーの特徴を紹介していきます。
この記事をもとに最初のドライバーを選んでみましょう。
そもそもドライバーとは
ドライバーとはゴルフクラブの中で最も飛距離が出るクラブです。
1番ウッドとも呼ばれます。長さも一番長く男性用であれば45インチ(114cm)前後のものが多いです。
ゴルフクラブの中で唯一ティーアップして打つことを前提に作られており、
フェースの縦の長さも長めになっています。
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/09/img34.jpg)
①初心者にとって打ちやすいヘッドの形=低重心!
ドライバーの形といえば片側を潰したような洋梨の形が一般的です。
でも、一つ一つ見比べてみると
薄かったり、分厚かったり、大きさ(
体積)の大小も様々です。
初心者はどんなドライバーを選べばいいのか…
キーワードは
アイアンの選び方でも紹介した
「低重心」
これはドライバー選びでも生きてきます。
まずは「低重心」を軸に
見ていきましょう。
薄いヘッドのシャローフェース
ドライバーの中には
ヘッドが薄くて平たい形をしているもの
があります。
このヘッドの形を
シャローフェース(シャローヘッド)
といいます。
これは重心の位置が低くなるため
ボールが上がりやすくなります。
更に体積が同じな場合、より薄いほうが「慣性モーメント」が働いて
ヘッドがターンしにくくなります。
これにより芯を外しても
ボールはまっすぐ行きやすく
なっているのです。
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/09/article1-4-1024x538.jpg)
厚みのあるヘッドのディープフェース
反対にヘッドに厚みがあるヘッドで、
球に近い形をしている形のものもあります。
このヘッドの形を
ディープフェース(ディープヘッド)
といいます。
これは重心位置が高くなるため、高い球、低い球筋の打ち分けや、
ヘッドがターンしやすく意図的に左右に曲げることができるのです。
ディープフェースのドライバーは
車で言えばマニュアル車。
スイングが完成していない初心者にとってはあまり向かないといえます。
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/09/article1-5-1024x538.jpg)
ヘッドの上の部分(クラウン)がカーボンなどの異種素材
ドライバーはチタンでてきていることが
多いですが、一部のドライバーでは
上の部分(クラウン)がカーボンなど
別の素材でできていることがあります。
カーボンは重さを軽くすることができるので、相対的に低重心になります。
これによりカーボンを上部に使っている
クラブはより低重心になっていると
言えます。
②振り心地を左右するシャフト
ドライバーを選ぶ上でヘッドの形以外にも注意を払うべきなのがシャフトです。
これは飛距離、安定性、上達のスピードにも影響してきます。
シャフトの長さ
![](https://golf-mulligan.com/wp-content/uploads/2020/09/fusion-long-short-6-300x150.png)
近年長めのシャフト(46~47インチぐらい)のシャフトのクラブが発売されています。
クラブが長いほうが、より飛距離アップを目指せるからです。
実際にシャフトの長さが1インチのびるごとに3~4ヤード伸びるとされています。
しかしそれは理論上の話で、飛距離に大きく影響するのが、「ミート率」です。
ミート率とは、
インパクトが芯にどれくらい近いか
の度合いのことで、
シャフトが長くなると芯を外す距離が長くなってしまい結果的に飛距離が出なくなってしまうのです。
44.5インチと46.5インチで比較して
平均スコア100ぐらいまでの方はシャフトが短いほうが平均飛距離が長い
というデータもあります。
シャフトの長さを選ぶ際は
あまり欲張らずに45インチ以下を選ぶ
ほうが良いようです。
シャフトの硬さ
シャフトの硬さについては振り切れるかどうかを大きく左右します。
振り切れないクラブは毎回スイングの軌道がぶれて、球がばらつく原因となります。
シャフトの硬さは柔らかいものからR,S、SR、S、X…とあります。
ヘッドスピードが36~42m/sであれば「R」を選びましょう。
「S」を選ぶ際は45m/sぐらいないとシャフト本来のしなりの効果がなく上達も遅くなります。
なお、硬すぎるよりは柔らかいほうがよいのでヘッドスピードがわからないときは「R」を選びましょう。
女性の場合は「L」という硬さがラインナップされていることが多いです。
③安心感を与えるヘッドの色 ~黒系にする?白系にする?~
以前はウッド系のクラブと言えば黒が主流でしたが、
近年ではテーラーメイドのRBZシリーズを皮切りに白いヘッドがラインナップされるようになりました。
白いクラブの利点はヘッドが大きく見えること。
白は膨張色と言われており、同じ大きさでも暗い色に比べて大きく見える特性があります。
これにより、ヘッドを大きく見せて安心感を出しているのです。
やさしいドライバーを選ぶ3つのポイント まとめ
ヘッドが薄いシャローフェースを選ぶ。
球も上がるし曲がりにくい
シャフトは短め、柔らかめが鉄則。
長いと芯を外すし、硬いと振り切れない
白いヘッドは安心感がある
この記事を参考にドライバーを選んでみてください。
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